蘭嶼シリーズの撮影作品。蔡佳葳と藏族の監督茨仁建塘が共同で蘭嶼群島にて創作した作品です。蘭嶼の人々は海と密着した生活を送っています。雄大で美しくまた時に激しい海はその広大な規模と密接な関係にあり、大自然の中で最も捉えにくい存在です。撮影は台風が通過した後の静寂の中にある岩波や、自然の未知なる力量を映し出しています。また写経により「無常」の会得を呼びかけています。この瞬間も美と険は同時に存在していることを呼び覚まし、自然界へのリスペクトを現しています。
礁渓寒沐行館 12階
TWD13,888より、お二人の人生の門出に